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福良 雀


Fukura Suzume
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道端で泣く子ども
趣味につっ走るblog
/RCサクセションと大島弓子からの考察(笑)1


夏の夜の獏

2014年の桜が散って、blogがみごとに滞ってしまいました。
確か2013年の秋から2014年の春までにあったことを、
過去を遡って書きます、みたいなことを、私、言ってましたっけ?

…忘れて下さい。

今はもう2014年の秋。
去年の秋のことなんて書いてたら、
ややこしくてしょうがない。
だから書かないことにしました。

…えっ?言い訳?嘘つき?!……(∩゚д゚)アーアーアー聞こえなーい。

さて、趣味につっ走るblogが始まりました。
考察(笑)1となってますが、たぶん考察(笑)2で終わります。
ネタが二つしかないんです。無い袖は振れません。

突然ですが、あなたには『子ども時代』がありましたか?
私は『子ども時代』を思いっきり満喫出来たと言える人が、
ちょっと羨ましい。
私に、子ども時代が無かった訳ではないのですが、
それは、少しばかり早く終わったような気がします。
子ども時代が終わったということは、
めでたく大人になれた、ということではなく、
ただ単に『子ども時代』から放り出されたということ。
そこからは、ますます頼りない”子ども”が生まれるだけです。
そして、一生かけて、欠落した時代を埋める作業をする。
それが、いいか悪いかは、また別の話。
でも、少し損をした気になってしまいます。

大島弓子の漫画に『夏の夜の獏』という短編があります。
8歳にして、精神が異常発達をとげ、成人してしまった少年のお話。

物語は、この少年の心象風景によって進んでいきます。
登場人物は実年齢ではなく、精神年齢の姿で登場します。
主人公の少年は成人男性の姿で描かれ、親は幼児の姿となります。
ちょっと奇抜なお話に思えますが、
この作品で描かれているのは、
大人の身勝手さによって子ども時代を奪われ、
大人に成らざるを得なかった少年の姿です。

少年の両親はW不倫中。介護中の老人の死を待って離婚し、
それぞれの不倫相手と再婚する手はずになっています。
少年の兄は、そんな親達に嫌気がさして、家を出ています。
少年は、なんとか家族の崩壊を食い止めようと、四方に気を使い、奔走する。
しかし、努力も虚しく、家族はばらばらになってしまうのです。
最後は、ずっと成人男性の姿で描かれてきた少年が8歳の子どもの姿に戻ります。
そして、道端をおーいおーいと泣きながら歩いて行くのです。

道端を号泣しながら歩くなんて、子ども時代の特権ですからね。
少年が、その特権を大いに活用する姿で物語は終わります。
少し、救われました。

私は、もう、おーいおーいと泣きながら、道を歩くことなんて許されません。
が、少し損をした気になってる自分に、自分だけは、
道端で泣くことを許してあげようと思う、
今日この頃です。

 人の目を気にして生きるなんて下らないことさ
 僕は道端で泣いてる子ども

(忌野清志郎&坂本龍一『い・け・な・い ルージュマジック』より)
 
|12:57| 趣味 | comments(0) | - | posted by
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